◆1 経歴
・新潟大学教育学部養護学校教員養成課程(障害児教育専門の課程)卒業
・県立高田養護学校(特別支援学校)小学部担任3年
・小学校特別支援学級担任10年
・小学校通常学級担任約20年
・特別支援教育コーディネーター10年
・上越教育大学大学院2年(ソーシャルスキル教育について研究)
このように、障害児教育を専門としつつ、通常学級担任の経験も約20年あります。
ですから、特別支援学級担任、通常学級担任の両方の視点から、子どもを見て教え育てることができます。
◆2 発達障害専門塾「ミラクル」とは
発達障害をもった子どもに奇跡的な成長を起こすために、ママ・パパ向けに
①子育て相談 ②子育て講演・子育て講座(セミナー) を開催しています。
■子育て相談
○2021年3月末に退職するまで、特別支援学校小学部担任3年、小学校教員として特別支援学級担任10年、通常学級担任約20年、特別支援コーディネーター10年を経験し、その間約1,000名の保護者や教職員の教育相談を行ってきました。
○ 2年間現職のまま上越教育大学大学院に留学し、その後、学校心理士やNLPマスタープラクティショナーの資格を取得。
専門的なスキルを使って、子育て相談を行っています。
○くわしくは、下記「子育て相談案内ページ」をごらんください。
👉 今すぐ「子育て相談」したい方はこちらへ ←ここをクリック
■子育て講演・子育て講座(セミナー)
○2016年3月家庭教育講演会『子どもが言うことを聞かないで困っている保護者へ〜子どもとの上手なかかわり方〜』(上越市教育委員会主催) を皮切りに
直近の主なものだけ紹介すると・・・
○2021年11月子育て講座『子育てがうまくいく3つの秘訣
―知っている・いないで大差がつくー』
(有料オンラインサロンのミヤサロンにて)
○2021年11月子育て講座『魔法の声かけ子育て術』
○2022年10月講座『子育ての成功は、親子で「宝物の時間」をどれだけ共有したかで決まる!』を開催(本田健オンラインサロンアカデミーにて)
※本田健オンライサロンは、3,539人(2022/10/05現在)を有する、日本有数の有料オンラインサロンです。
○2022年12月『発達障がいのママ・パパが元気の出る講座』を開催
(商工会議所主催のまちなかゼミにて)
※ 無料のミニ講座や、有料の子育てプログラム連続講座等は除いています。
◆3 新採用は「県立高田養護(現 特別支援)学校」
小学部・中学部・高等部まであり、寮母さんも含めて職員は150名を超えていました。
小学部配属だったのですが、さまざまな発達障害をもった子どもと保護者との出会い がありました。
・コミニケーションに難があり、こだわりが強く、自傷行為のある自閉症の子ども。
・会話も運動も全く普通だけれども、何度教えてもひらがなが全く読めない、学習障害の子ども。
・こだわりが強く、かつ落ち着きがなく、多動な広汎性発達障害の子ども。
・発語がなくて、身辺自立もまだしていない子ども・・・
かなり重度な発達障害をもっていた子どもたちであっても、比較的落ち着いていたのは、適正な就学であったことと、寄宿舎
での規則正しい生活があったからだと、今にして思います。
発達障害があっても、いやあればこそ、保護者はとても子どもを可愛がっていたように思います。
◆4 現職のまま大学院で学ぶ
40歳を目前にした私は、2年間、現職教員のまま大学院に派遣されました。
■修論の研究は出版される
そこでは、ソーシャルスキル(アサーションスキル)トレーニングを取り入れた道徳教育プログラムを研究開発しました。
その5時間分のプログラムのうち、3時間目『アサーティブに断ろう』は、のちに
(林泰成編著、明治図書、2,360円)
のなかで商業出版されました。なお、林泰成氏は、上越教育大学大学院時代の指導教官で、道徳教育が専門です。
■子育て本や子育てセミナーに出まくった2年間
妻と当時2歳になったばかりの長女もいっしょに、大学構内にあった世帯寮で生活しました。
2歳の長女がいたせいもあり、子育て本や子育てセミナーにはとても興味がありました。現場にいる時とは違ってゆとりがあり、この期間は徹底して子育て本を読んだり、子育てセミナーに出まくったりしました。
たとえば、
・アドラー心理学の第一人者の岩井俊憲氏から「Smile」という子育て講座を直接受けましたし、
・親業や教師学の講座も受けました。
・一番高かったのは、「7つの習慣」のセミナーで、豪華なホテルで400人ぐらいを相手に行われたのですが、2日間で約15万円もしました。
このように、研修のためにお金を惜しみなく使しました。
また、大学院を修了後、学校心理士の資格とNLPマスタープラクティショナーの資格も取りました。
ですから、専門的な資格を元にして、子育て相談を行なっています。
◆5 子育て本の出版、初任者指導教員を2年間他
■2015年4月子育て本『うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本』出版
本書では、「本書で紹介する子育ての知恵や原則は、30年に及ぶ教職経験、2500冊を超える教育関連本やセミナーから学んだこと、16年以上に及ぶ自分自身の子育て体験をもとに、書籍として結晶化したもので、検証済みの子育ての原則であり、知恵なのです」(8ページより引用)として、
・原則1「どんな子に育てたいのか」というビジョンをもちましょう
・原則2「興味をいかしてやる気を引き出しましょう」
・原則3「子どもをできる状態において挑戦させましょう」・・・以下、
子どもを教え育てるための9つの原則を紹介してあります。
そして、序章で
①偏食(好き嫌い) ②夜ふかし(睡眠不足) ③テレビ・コンピューターゲーム・スマホ・SNS依存症・・・以下、
子育て20の問題を挙げ、本編で具体的にそれらの解決法、対応法を提案しています。
■ベトナム・タイ・中国でも翻訳出版される
幸いなことに、2018年にベトナム・タイ・中国でも翻訳・出版されました。
◆6 障害者問題は人間がどれだけ大切にされているかを問う試金石
大学教育学部の障害児教育専門の課程で学んでいた私は、4年間「障害者問題研究会」というサークルで活動していました。
障害者問題研究会は、障害児教育について学んだり、障害児を集めて日曜学校を開いたり、障害児教育にとどまらず大人の障害者を介助しながらいっしょに旅行したりする、とてもあたたかくて地味な活動をしているサークルでした。
わずか8畳ほどのサークル室に仲間が集まり、障害児教育の専門書を読みあったり、歌を歌ったり、冬には大学構内の空き地で焚き火などをしながら焼き芋をしたりと楽しいサークルでした。
今でも思い出すのは、日曜学校のスペシャルバージョンのクリスマス会でのエピソードです。クリスマス会に風邪で来れなかった子が一人いました。私と友人Aさんの二人で、その子の家までプレゼントを届けに行ったのです。二人ともサンタクロースの扮装をしたまま、その子にプレゼントを渡しました。プレゼントを受け取った時の、その子の笑顔は忘れられません。
余りに真面目なサークルで、同学年で入部したメンバーのうち卒業時までサークルを続けた男子は、私一人でした。
そのサークル室には、「5つの柱」が掲示してありました。その柱の一つは、
◉「障害者問題は、人間がどれだけ大切にされているかを問う試金石である」
という文言でした。
教員生活、そして退職後の現在、この「発達障害塾ミラクル」の活動をしている私は、大学時代のサークルでの学びをいかして、今も生きているんだなと思います。
◆7 終わりに
さて、
◉発達障害を持った子どもにとって、最高のリソースの一つが「親」です。
その親が、発達障害の特徴を理解して適切な対応をする「家庭教育」を提供できたらどうでしょう。
子どもは、大きくその可能性を開くに違いありません。
オンライン親の学校で提供する、発達障害児のための子育てプログラム
①子育て「凸凹コース」
②子育て「元気アップコース」
③子育て「自由自在コース」
の各子育てコース(有料)を受けてみませんか。
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