1絵本『ぶたたぬききつねねこ』の読み聞かせ&音読
あいさつの後、まず私がお手本読み(読み聞かせ)、次に(私:ぶた、ハルコ:たぬき・・というように)交互に音読。そして、(ハルコ:ぶた、私:たぬき・・というように)順番を交代して交互に音読。最後に、ハルコさん一人で音読しました。
とても上手に読みていたので、「とっても上手!」とほめて終わりました。
2名文スキル『十二支』ー音読10回から隠し読み・暗誦・そして視写へー
次に前回直射した『十二支』を今回も10回音読しました。私の後について読む、追い読みを3回やった後、一人で2回音読しました。そのあとは、黄色い紙で文章の一部を隠して音読しました。最初は、一番下の文字のみ、次は半分ほど隠して、そして一番上だけ残して隠して音読です。最後にはタイトルも全部隠して音読してもらいました。つまり、暗誦テストです。
結果は、合格!『十二支』(ね・うし・とら・う・・・)を暗誦しました。
私は「すごい!」と大いにほめました。
仕上げは、暗誦した『十二支』の視写です。丁寧に視写(なぞりではなく)できていました。
3よみとりくん2『交通安全』①ー交通安全標識の読み取りー
『よみとりくん』2「交通あんぜん」右ページのみやりました。問題文を音読して、正答できていました。
ここまでが前半の国語ですが、20分経っていません。今回は算数に時間を少し多めにかけたいのです。
4算数ー二の段のかけ算九九・輪投げゲーム・5の段練習・初歩たし算・繰り上がりのあるたし算ー
🔹1かけ算九九
前回2箇所間違えていた2の段の九九。プリントを使って、私がお手本読みをした後、本人が5回音読しました。
その後、暗誦しているかテストしたところ、合格でした。
私「すごい!合格だね!」
と言って、本人に合格シールを選ばせて、貼ってもらいました。ハルコさんはとても嬉しそうでした。
次は、輪投げゲーム。こちらも、ホワイトボードのようにハルコさんが勝ちました。
🔹2 初歩たし算(スムーズにできるかチェック)
これはスムーズに正答できていました。
🔹3 繰り上がりのあるたし算①
①絵カードを見ながら、たし算カードの答えを言う
②絵カードとたし算カードのマッチング
③絵カードを隠して、たし算カードの答えを言う(わからなかったら絵カードを見る)
7+5のカードだけ、指を使おうとしたが、あとは絵カードを思い浮かべて、すぐに正答することができた。
最終的には、全部できた。
お迎えに来たお母さんの前でやって見せたら、「指を使わずに(繰り上がりのある)たし算をするのを初めて見た!」と言って驚愕していた。
※ ハルコさんは、体験学習のスタート時には、指を使って繰り上がりのあるたし算をしていました。それでも、よく間違えていました。普通はサクランボ計算と言って、7と補数3を足して10を作るやり方をするのですが、発達障害をもつ子の場合は、5と5で10になるやり方を使うと有効の場合がよくあるのです。ハルコさんの場合、視覚による入力が有効というデータもありましたから、なおさら絵カードを併用するやり方がよかったのだと思います。
5『よのなかのルール』2ー「ありがとう」を伝えようー
右ページのみ、1回お手本読みをした後、本人が音読。
その後、ハルコさん一人でマンガページを読む。
私「むすっとしていたレジの女の人が、『ありがとう』の一言で、笑顔に変わったね。」とか補説しています。
*以上、ちょうど43分。残り1本で、羊羹とお茶を飲みました。
私「はい、どうぞ。」
ハルコさん「(促されて)ありがとうございます。」